男が家事をしない日本の家庭の現状



日本の男が家庭を疎かにし妻や母や娘にあらゆる家事労働を押し付けることは世界的に有名だが、それは具体的なデータによっても裏付けられている確かな事実なのである。


目次


家事しない男、TV見続ける女 7カ国比較で日本1位



米ミシガン大学が日米欧7カ国の男女に1日の時間の使い方を尋ね、集計結果を12日発表した。日本は、男性の家事労働にあてる時間が最下位で、女性のテレビを見る時間が1位と発表された。

日、米、ロシア、カナダ、フィンランド、ハンガリー、スウェーデンの7国。成人男女を対象に、通勤、労働、家事、娯楽など12分野ごとに割いた時間を日誌に記録してもらったり、面接して聞き取ったりした。

料理や掃除など家事にあてる時間が群を抜いて短かったのは、日本男性の週4時間。最長はスウェーデン男性の24時間で、米男性は16時間、ロシア男性は12時間だった。

女性の家事時間はどの国でも短くなる傾向にあり、日本は29時間、米国は27時間だった。最長は女性もスウェーデンで33時間。

際立ったのは、日本女性のテレビを見る時間の長さ。週23時間半で、他国女性の約2倍。レジャーにあてる時間の長さでも、日本女性はほかの6国を寄せ付けなかった。

「朝日新聞」2002年3月14日


  • 最終更新:2013-01-06 01:11:54

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード