日本の女性差別の証拠・ジェンダーギャップ指数
カテゴリ:女性差別国家日本
日本が女性差別国家であることはスイスのシンクタンク「世界経済フォーラム」が毎年発表している、経済、教育、政治、健康の4分野の男女格差を数値化して評価する「男女格差報告」のジェンダーギャップ指数(男女平等指数)によって客観的に証明されている。
このランキングのデータを見れば、右翼日本人が普段「後進国」と馬鹿にしている中国よりも日本のほうが2008年から2013年までのいずれの年でも30位以上も順位が低いことが読み取れる。日本こそが男女平等後進国であることは確かなデータによって裏付けられた疑いようのない事実である。
目次
- 日本のジェンダーギャップ指数ランキングの順位一覧
- (2008年)日本、男女格差改善せず 08年版世界男女格差報告
- (2009年、後に101位に訂正)日本の男女格差は改善、75位 23ランク上がる
- (2010年)男女平等、日本は少し改善94位 先進国で最低水準
- (2011年)男女格差、日本は98位 先進国で最低水準
- (2012年)男女格差、日本は101位 主要国で最低評価続く
- (2013年)男女平等、日本は105位 先進国で最低水準続く
- (2014年)男女平等、日本104位 先進国で最低水準変わらず
日本のジェンダーギャップ指数ランキングの順位一覧
調査年 | 対象国数 | 日本の順位 | 中国の順位 | ソース |
---|---|---|---|---|
2008 | 130 | 98 | 57 | 47NEWS |
2009 | 134 | 101 ※1 | 60 | 47NEWS |
2010 | 134 | 94 | 61 | 47NEWS |
2011 | 135 | 98 | 61 | 47NEWS |
2012 | 135 | 101 | 69 | 47NEWS |
2013 | 136 | 105 | 69 | 47NEWS |
2014 | 142 | 104 | - | 47NEWS |
※1:当初は75位と発表されたが後に日本の女性団体の指摘を受けて101位に訂正された。
(2008年)日本、男女格差改善せず 08年版世界男女格差報告
【ジュネーブ12日共同】ダボス会議で知られるスイスのシンクタンク「世界経済フォーラム」は12日、女性の社会的地位の改善状況を順位付けした2008年版の「世界男女格差報告」を発表した。首位はノルウェー、2位がフィンランド、3位がスウェーデンと北欧諸国が上位を独占。日本は前年の91位から98位へ後退した。
給与水準や高等教育を受ける機会、政治参加、平均余命などの男女格差を数値化して世界130カ国を比較した。
日本は平均余命などを反映した「健康と寿命」の指数が38位と比較的上位にランクされたが、政治分野は107位、経済分野は102位、教育分野も82位にとどまり、全体順位は主要先進国の間で最低だった。
主要国ではドイツ(11位)、英国(13位)、フランス(15位)など欧州勢が上位にランクされた。米国は男女の所得格差の縮小が評価され31位から27位に上昇。ロシアは42位、中国は57位だった。
2008/11/12 14:09 【共同通信】
(2009年、後に101位に訂正)日本の男女格差は改善、75位 23ランク上がる
(後に日本の女性団体の指摘を受けて101位に訂正)
【ジュネーブ共同】ダボス会議で知られるスイスのシンクタンク、世界経済フォーラムが27日発表した2009年版の「男女格差報告」によると、日本は134カ国中、75位と前年に比べ23ランク上がり、男女格差が大幅に改善した。専門職、技術系職種や企業幹部などの女性比率が高まったためと説明している。
首位はアイスランド、2位はフィンランドなど上位4位を北欧諸国が占める構図は変わらなかった。日本は急上昇したものの、先進国や主要国の中では最低水準。欧州の主要国はほとんどが20位以内で、米国は31位。中国も60位にランクされた。
アジア諸国はフィリピンが最高で9位だったものの、シンガポール85位、インド114位、韓国115位など、総じて下位に甘んじた。
同報告は各国の女性の地位を、経済面での進出度合いや教育水準、政治参加、健康の4分野で分析。日本は経済や健康面の順位が比較的高かった半面、政治、教育面では下位にとどまり全体の足を引っ張った。
2009/10/27 22:34 【共同通信】
(2010年)男女平等、日本は少し改善94位 先進国で最低水準
【ジュネーブ共同】ダボス会議で知られるスイスのシンクタンク、世界経済フォーラムは12日、女性の社会的地位の改善状況を順位付けした2010年版の「男女格差報告」を発表、日本は134カ国中94位で前年に比べ順位を七つ上げた。
日本は先進国、主要国の中では最低水準。今回は女性の推定収入や女性議員の増加が認められたため上昇した。昨年10月には大幅に順位を上げ75位と発表されたが、日本の女性団体の指摘を受け101位に訂正された経緯がある。
1位は前年に続きアイスランドで、上位4カ国を北欧勢が占める構図はこの数年間変わっていない。米国は19位と前年より順位を12も上げた。アジア勢ではフィリピンが最高位の9位、中国は61位だった。
同報告は各国の女性の地位を、経済面での進出度合い、教育水準、政治参加、健康の4分野で分析し数値化した。
2010/10/12 21:05 【共同通信】
(2011年)男女格差、日本は98位 先進国で最低水準
【ジュネーブ共同】ダボス会議で知られるスイスのシンクタンク、世界経済フォーラムは2日までに、2011年版「男女格差報告」を発表した。日本は調査対象となった135カ国中、98位で、前年より四つ順位を落とした。
女性議員が依然少なく、経済分野への女性の進出が乏しいと指摘され、先進国や主要国の中で最低水準の状況が続いている。
首位はアイスランドで上位を北欧諸国が占める構図はこの数年、変わっていない。米国は17位、中国は61位だった。
男女格差報告は各国の女性の地位を経済、教育、政治、健康の4分野で分析し数値化している。
2011/11/02 20:50 【共同通信】
(2012年)男女格差、日本は101位 主要国で最低評価続く

2012年版男女格差報告=( )内は前年順位
【ジュネーブ共同】ダボス会議で知られるスイスのシンクタンク、世界経済フォーラムは24日、2012年版の「男女格差報告」を発表、日本は調査対象となった135カ国中101位となり、前年より順位を三つ下げた。順位低下は2年連続。
女性議員が少なく、企業幹部も男性に占められていると指摘。先進国や主要国の中で最低水準の評価が続いている。
首位はアイスランドで、上位は例年通り、北欧諸国となっている。米国は22位で前年より順位が五つ下がった。中国は69位で八つ順位を下げた。アジア太平洋地域ではニュージーランドの6位が最高位。フィリピンが8位で続く。
2012/10/24 08:09 【共同通信】
(2013年)男女平等、日本は105位 先進国で最低水準続く
【ジュネーブ共同】ダボス会議で知られるスイスのシンクタンク、世界経済フォーラムは25日、2013年版の「男女格差報告」を発表、日本は調査対象となった136カ国中105位で、前年より順位を四つ下げた。順位低下は3年連続。
女性議員がさらに減ったことが順位低下の原因となった。先進国の中で最低水準が続いている。
首位は5年連続でアイスランド。2位フィンランド、3位ノルウェーと、上位に例年通り北欧諸国が並ぶ一方、5位にフィリピンが入った。米国は23位、中国は69位、韓国は日本より低い111位だった。
2013/10/25 07:06 【共同通信】
(2014年)男女平等、日本104位 先進国で最低水準変わらず
【ジュネーブ共同】ダボス会議で知られるスイスのシンクタンク、世界経済フォーラム(WEF)が28日公表の2014年版「男女格差報告」によると、日本は調査対象となった142カ国中104位だった。前年より順位を一つ上げたが、先進国の中で最低水準であることに変わりはない。
WEFによると、日本は依然として女性議員が少ないものの、給与水準など他の分野でわずかに改善がみられたという。報告書は今年の早い時期のデータを基に作成されており、内閣改造で女性閣僚が増えたことは考慮に入れられていない。
2014/10/28 08:34 【共同通信】
- 最終更新:2015-03-01 07:27:21