女性差別国家日本
女性差別国家日本
日本は昔から男尊女卑の国、女性差別国家として有名である。
日本のことわざに「女三界に家なし」という言葉がある。日本において女性は幼い頃は父親に従い、嫁に行けば夫に従い、老いた後は息子に従うことを義務付けられ、常に家庭に籠ることを強いられながらも男の従者として生きることを強いられこの世に安住の地がないことを言い表したことわざである。中国にもかつては儒教の影響でこの「三従」の教えが存在していたがやがて廃れていった。むしろ「三従」の教えは中国よりも、その文化のおこぼれにあずかっていた日本と朝鮮でより深く根付いた。
それだけではない。日本には「亭主が好きなら薦(こも)でもかぶれ」という、日本で乞食がかぶるものとされてきた薦(こも)であろうと夫が望むのであれば妻はかぶらなければならないとすることわざもあり、それだけ日本において女性は男に絶対服従の立場であり続けてきたのである。
この他に「女房と畳は新しい方が良い」という、女性を畳と同列に扱うことわざもあり、日本において女性は男の性欲発散のための慰み物および子を産むための道具としか見做されてこなかったのである。
事実として、長らく東京都知事を務めたことで知られる右翼政治家の石原慎太郎は2001年に「文明がもたらしたもっとも悪しき有害なものはババア。女性が生殖能力を失っても生きているってのは無駄で罪です」などと発言し、2007年1月27日には柳沢伯夫厚生労働大臣が少子化問題を語る際に「女性は子供を産む機械」と発言してそれぞれ女性たちからの猛抗議を受けたこともある。しかも日本のインターネット上では信じ難いことにこれらの女性差別発言を容認するどころか支持する書き込みが非常に多い。
もちろん現在においても日本の女性差別問題は依然として深刻である。例えば各国の国会議員に占める女性の割合のランキングで日本が世界100位以内にすら入らないのはもちろんのこと、スイスのシンクタンク「世界経済フォーラム」が毎年発表しているジェンダーギャップ指数(男女平等指数)など各種ジェンダー問題の資料が具体的な数値を以って証明しているように、自称先進国の現代日本でも女性の社会進出はあまり進んでおらず未だに女性を家庭に閉じ込めておくことを良しとする男尊女卑の価値観が非常に根強い。
一方で「日本はレイプ犯罪が少ない」などと言われることもあるが、これは事実ではない。実際には日本ではレイプされても様々な原因で泣き寝入りを余儀なくされる女性が多く、内閣府の調査ではレイプされた女性のわずか4.1%しか警察に相談できなかったというデータもある。つまり日本のレイプ犯罪の暗数(未発覚率)は96%にも上る。統計上に表れている日本のレイプ発生率はまさに氷山の一角の中のそのまた氷山の一角でしかないのである。
その原因としては、日本は男尊女卑社会であることに加えて世間体・周りの目を非常に気にする社会であるためにレイプ被害に遭っても名乗り出ることが心理的に難しいこと、警察に届け出たとしても事件直後でなければ多くは受理してもらえない上に例え受理してもらえても被害者女性に二重に苦痛を与えるかのような実況見分などの捜査方法をとるためレイプ被害者にとって日本警察は到底信用できる存在ではないこと、そして日本には性暴力対策の専門機関が先進国の中で唯一存在しないため安心して駆け込める場所がないことなどが挙げられる。
それだけにとどまることなく、女子高生コンクリート詰め殺人事件や滋賀電車内駅構内連続強姦事件のように、すぐ近くで残忍な性暴力が行われている真っ最中であることを知っている人間が周囲に大勢いたはずの事件でも誰一人として警察への通報すらせずに見て見ぬふりを決め込んだという信じられない話も日本には実話として存在している。
沖縄で女性が在日米兵にレイプされても、あろうことか被害者女性のほうを悪く言うセカンドレイプが一部メディアやネットにおいてまかり通っている国もまた日本である。2003年に自民党の太田誠一議員が「集団レイプする人はまだ元気があってよろしい」と発言したことで知られる国もまた日本である。「肉便器」という、女性を性欲発散のためだけの玩具として侮蔑する究極の女性差別用語が当たり前のように使われている国もまた日本であるし、四肢を切断されて首輪をされた全裸の少女の絵が「芸術」として容認され公然と美術館に展示される国もまた日本である。
そして、このように女性を性欲の捌け口の嬲り物としか考えてこなかった日本の悪しき伝統が文化として受け継がれているかのように日本ではポルノ文化・ポルノ産業が極めて盛んであり、女性をレイプすることを楽しむ下劣な漫画やゲームなども無数に生み出され続けている。しかも日本という国はそのような猥褻物を世界に向けても節度なくばら撒くことで世界の女性たちに対しても大いに精神的苦痛を与え、世界の青少年の健全な心身の育成にも悪影響を与え続けている。
長い間、日本の女性は抑圧され男たちの言いなりの奴隷になることを強いられてきた。だが世界的に女性解放運動が広がる中、今こそ日本の女性たちは勇気を持ち一致団結して立ち上がり、日本の男の支配から自立し自由になるために闘わなければならない。
中華人民共和国建国の父・毛沢東主席の言葉:
「空の半分を支えているのは女性である」
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男女平等指数にみる日本の女性差別の現状
スイスのシンクタンク「世界経済フォーラム」が毎年発表している、経済、教育、政治、健康の4分野の男女格差を数値化して評価する「男女格差報告」のジェンダーギャップ指数(男女平等指数)にみる日本の女性差別の現状。いずれの調査でも日本は中国と比べても30位以上も順位が低いことが分かる。
調査年 | 対象国数 | 日本の順位 | 中国の順位 | ソース |
---|---|---|---|---|
2008 | 130 | 98 | 57 | 47NEWS |
2009 | 134 | 101 ※1 | 60 | 47NEWS |
2010 | 134 | 94 | 61 | 47NEWS |
2011 | 135 | 98 | 61 | 47NEWS |
2012 | 135 | 101 | 69 | 47NEWS |
2013 | 136 | 105 | 69 | 47NEWS |
2014 | 142 | 104 | - | 47NEWS |
※1:当初は75位と発表されたが後に日本の女性団体の指摘を受けて101位に訂正された。
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- 最終更新:2015-04-17 06:43:12