台湾メディアが報じる日本のいじめの深刻さ
カテゴリ:いじめ大国日本
台湾メディアが報じる日本のいじめの実態。日本の隣国である台湾から見ても日本のいじめの状況は驚くべき深刻さなのである。
なお「大津いじめ事件以降露呈した日本のいじめ隠蔽体質」を読めばわかるように台湾メディアが報じた日本のいじめ発覚件数は氷山の一角に過ぎないものであるが、この水準ですら外国から見れば充分に深刻すぎる状況なのである。
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台湾メディア:日本学生のいじめは深刻と報道、見ないふりも多い
【社会ニュース】 2010/12/23(木) 17:29
台湾メディアが、「日本の学生のいじめ問題は深刻だ」と伝え、詳細について報道した。
日刊紙「中國時報(チャイナ・タイムス)」は、「日本の文部科学省の統計によると、2007年に報告された学生のいじめ問題は、なんと84648万件。学生1000人中、約7人がいじめにあっていることになる。また約40%の学生はいじめの事実が身近にあることを知っているが、見て見ないふり。実際はもっと多くのいじめが予想され、その状況は深刻すぎる」と伝えた。
また「学生のいじめのパターンだが、保育園・幼稚園ではおもちゃの奪い合いや服従関係によるもの。小学生になると冷たくあたったり、無視するケースが増えてくる。中学生のいじめは最も件数が多く、恐喝、傷害致死、自殺と事件性がからむ。高校生や大学生は暴力…と言った風に凶悪的になってくる」とし、「文部科学省は24時間のホットラインを設置し、いじめ問題の対策・対応に努めている様子」と締めくくった。台湾では日本ほどはいじめ問題は取り上げられておらず、その深刻な状況に驚く人々が多いという。(編集担当:饒波貴子・黄珮君)
- 最終更新:2013-03-12 20:03:38