台湾が慰安婦問題で日本に謝罪と賠償を要求

カテゴリ従軍慰安婦


日本政府は一刻も早く台湾の元慰安婦女性たちに謝罪と賠償をしろ!台湾が普段、日本に対して弱腰なのをいいことに付け上がるな!

これが従軍慰安婦問題に対する台湾の反応である。

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目次


台湾、慰安婦で日本に謝罪要求 立法院が決議



【台北11日共同】台湾の立法院(国会)は11日、第2次大戦中の旧日本軍の従軍慰安婦問題をめぐって、日本政府による公式謝罪と被害者への賠償などを求める決議案を全会一致で採択した。

決議案は超党派の立法委員(国会議員)らが提出。同委員の1人は「決議が現在の日台関係に影響するとは思わない。慰安婦だった女性はいずれも高齢で、1日も早く日本政府に謝罪してほしい」と述べた。

決議に法的な拘束力はないが、米下院が昨年7月、日本政府に公式謝罪を求める決議を可決したほか、カナダや欧州連合(EU)、韓国が同様の決議を採択している。

2008/11/11 13:50 【共同通信】


慰安婦「水曜デモ」は千回目、台湾でも



【政治】 2011/12/15 17:33

(台北 15日 中央社)全世界に住む元従軍慰安婦が日本政府に問題解決を求める抗議集会「水曜デモ」が千回目を迎えた14日、台湾では参加者らが交流協会前にアラビア数字「1000」を形取る蝋燭を灯した。

「水曜デモ」は韓国の元慰安婦が日本の謝罪と賠償を求め、1992年から毎週水曜日にソウルの日本大使館前で抗議行動を始めたのが発端で、台湾では女性保護団体の「台北市婦女救援基金会」が主催している。

通算千回目の「水曜デモ」となった昨日、台北市内の「交流協会」(日本政府出先機関の役割を担う財団法人)前に集まった参加者らは、全世界が従軍慰安婦問題に注目するよう呼びかけた。

台湾の慰安婦問題を巡っては、元慰安婦が1999年に日本政府に対して公式謝罪と賠償を求める訴訟を起こしたが、2005年に最高裁で棄却され、終結している。

婦女救援基金会の康淑華執行長の話では、台湾の元慰安婦達はアジアの女性人権国際運動で活動を続けてきた。日本からの謝罪を待ち続けてきたが、生存者数は現在10名、平均年齢87歳と高齢化しているという。台湾で初めて顔と名前を公表した劉黄阿桃さんは今年9月、90歳で逝去。日本で訴訟を申し立て、今年2月には馬英九総統が激励に訪れた盧満妹さんも、今年8月に86歳で亡くなっている。

康執行長は「生存する10名の方々の日々の生活を手助けしたり、旅行を企画したりして、尊厳ある平穏な晩年を過ごしてもらえれば」と語っている。


「終戦の日」台湾でも抗議 釣魚台・慰安婦問題で



【政治】 2012/08/15 13:19

(台北 15日 中央社)日本の終戦記念日にあたる15日、台北市内の日本交流協会(大使館に相当)前には午前中、釣魚台列島(日本名:尖閣諸島)の領有権を主張する団体や慰安婦問題に取り組む台湾の団体が集まり、抗議の声を上げた。

集まった数十人は、「公式に謝罪し補償を」「釣魚台は我々のものだ」といったスローガンを叫び、社会主義を訴えるグループ「労働党」の代表が日本側に抗議文書を提出。「日本の降伏記念日に、中日(=中華民国と日本)平和のために釣魚台問題で危険を冒すことのないよう日本に要求する」「日米安保には反対だ」などと主張した。

14日中に台湾を出港し、釣魚台に向かっている香港の抗議船と合流する予定だった「中華保釣協会」幹部は、「政府の圧力で中止せざるを得なくなり、急きょ今日の抗議に加わった」と話し、「釣魚台を返して欲しい」と訴えた。

慰安婦問題を支援する「婦女救援基金会」などは、日本政府への非難とともに、馬英九政権を「弱腰」などと連呼。交流協会前の人だかりは1時間ほどで引いた。


台湾の元慰安婦、日本の謝罪希望 人権デー



【社会】 2012/12/10 19:19

(台北 10日 中央社)10日の世界人権デーにあたり、台湾の元慰安婦が日本政府の謝罪を希望、謝罪がなされればそれを受け入れたいと語った。

日本軍「慰安婦」問題アジア連帯会議の第11回会合が9日からの2日間の日程で台湾の女性団体「婦女救援基金会」の主催で台北市内で行われ、10日午後、台湾、日本、韓国、中国大陸などからの会議参加代表は日本の対台湾窓口である交流協会前で日本の謝罪を求める会議決議文を読み上げた。

台湾の元従軍慰安婦、鄭陳桃さん(写真)は、若かった頃、日本当局に慰安婦として連れて行かれ、つらい思いをしたと語るとともに、日本政府の謝罪を求め、日本が謝ってくれるならそれを受け入れたいとの思いを語った。

同会議の台湾開催は初めて。会議では韓国の元慰安婦が関連問題で日本政府に初めて抗議した1991年8月14日を記念し、毎年8月14日を「国際慰安婦デー」として定めることが確定したほか、各国政府が慰安婦問題で日本政府に謝罪や賠償を求めるよう働きかけを続けることなどでも一致した。


日本の賠償を待って60年、台湾元慰安婦「侮辱するにも限度」―中国メディア



配信日時:2012年12月11日 11時51分

2012年12月9日、台湾婦女救援基金会は、「第11回旧日本軍の従軍慰安婦問題に関するアジア団結会議」を開催した。台湾籍の元慰安婦・鄭陳桃(ジョン・チェンタオ)さんは、「あの頃のことを思い出すだけで、言葉を失ってしまう」と、当時の悲惨な状況について、むせび泣きながら語った。鄭さんは、「日本は謝罪も弁償もせず、60年もの間、問題の解決を引き伸ばしてきた。台湾人を侮辱するにも限度がある」と訴えた。中国新聞社が伝えた。

台湾「聯合報」の報道によると、台湾人元慰安婦8人のうち、鄭さんが最高齢。台南女子中学校に通っていた鄭さんは、ある日、自宅のある屏東県から台南県に車で向かう途中、派出所の前を通りかかった。その時、日本人に強制的に別の車に乗せられて高雄に連行された。その翌日、船でインドに送られ、悲惨極まりない「慰安婦生活」が始まった。

日本が敗戦し、鄭さんは台湾に戻った。自宅は跡かたもなく壊され、仕方なく叔父さんを頼って行ったが、叔父さんは彼女の荷物を道に投げ捨てたという。行くあてがなくなった鄭さんは、自分の力で生きて行こうと心に決め、お手伝いさんになり、苦労を重ね、現在に至った。

鄭さんの話は、元慰安婦の一例にすぎない。アジア各地にはまだ多くの元慰安婦がおり、日本政府からの謝罪と賠償を待っている。

会議の主催側は、韓国人元慰安婦の金福童さんとフィリピン人元慰安婦のエストラーダさんも会議に招待した。2人は、当時のことを思い出すうちに、涙をはらはらと流した。金さんは「20年経過しても、問題は解決に向けて一歩も前に進んでいない。みんなが一致団結して、日本政府に罪を認めさせなければならない」と訴えた。また、エストラーダさんは「命が尽きる最後の瞬間まで、努力に努力を重ね、正義を貫きたい」と固い決意を語った。

台湾の指導者である馬英九(マー・インジウ)氏は「国連は従軍慰安婦問題が非人道的な犯罪行為であると認めている。だが、日本は、この史上稀に見る残虐な犯罪を行った事実について、いまだに認めようとはしない。中には、証拠に欠けるとして否定する者までいる。これほど人を落胆させ、憤怒させることはない」と述べた。

馬氏は「歴史上の過ちは許される。しかし、歴史からの教訓は決して忘れてはならない。日本は勇気を持って過去と向き合うべきだ。過ちを認めることは時として何よりも大きな力を必要とする」と続けた。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/内山)


92歳の台湾女性、日本で講演 「慰安婦の歴史忘れないでほしい」



【社会】 2013/07/07 13:19

(東京 7日 中央社)今年92歳になる台湾人元「従軍慰安婦」の鄭陳桃さんは日本の人々に過去の歴史を忘れないでほしい、戦時中の慰安婦の存在を二度と否定しないでほしいとはるばる日本に赴き人々に訴えかけた。

今月6日から東京都新宿区の「戦争と平和女性博物館」で台湾慰安婦についての特別展が日本の団体と台湾のNPO、婦女救援基金会によって共催されるが、鄭陳さんはその高齢にもかかわらず、歴史の生き証人として名乗りを挙げ、同日午後都内で行われたオープニング・シンポジウムに出席、自身の悲しい過去について涙ながらに語った。

この特別展は「台湾人『慰安婦』の証言 日本人にされた阿媽たち」と題されるもの。「阿媽」、台湾語の「阿[女へんに麼]」(アマー)は「おばあちゃん」の意。シンポジウムの会場には大学生など若者を含む日本人が100人以上集まり、まず先日亡くなった台湾人元慰安婦の冥福を祈って1分間の黙祷が行われた。

鄭陳さんは壇上に立つと日本語で自己紹介、当時、高校への通学途中、突然警察官にジープに乗るよう強要され、その後海外に連れて行かれたと語り始めたが、何度ものどをつまらせ泣き出し、話を続けることができなくなってしまった。

19歳でインドの「慰安所」に送られた鄭陳さんはその後生きた心地のしない悲しい5年間を送る。自殺をはかり流産し、終戦後ようやく台湾に戻った時にはすでに妊娠できる体ではなかった。一生消えることのない心と体の傷を抱えながら鄭陳さんは、当時の被害者が今まだここにいる、歴史の否定や抹消は許されないのだということを日本の当局に知らせたいと今回の日本行きを自ら希望したという。

この20年来おばあさんたちに寄り添ってきた婦女基金会幹部の康淑華さんはシンポジウムの席上、アマーが自分について語るのは大変勇気の要ることで、日本側が不当な言論でアマーたちを苦しめ傷つけ、歴史の教科書では戦時中の慰安婦制度についての記述をなくして日本の若い世代に事実を知らせず過去の記憶を消そうとしていると指摘、人々の無関心に憂慮を示した。

同基金会ではアマーたちのドキュメンタリーを今年9月に公開することにしている。

【 写真 】 自身の悲しい歴史を語り、日本は過去に向き合ってほしいと訴える元従軍慰安婦の鄭陳桃さん

(楊明珠、陳至中/編集:谷口一康)


従軍慰安婦問題で台湾の民間団体、「日本は謝罪せよ」



【社会】 2013/08/14 19:55

(台北 14日 中央社)台湾の民間女性団体、「婦女救援基金会」は14日、旧日本軍の慰安婦問題について日本政府はこの問題を正視し、台湾の元従軍慰安婦に対して正式に謝罪し賠償するよう呼びかけた。

同基金会では、青春時代を奪われた女性たちが負った心と体の傷は想像以上に深いもので、彼女たちがその人生に受けたダメージがいかに大きいかという現実を日本政府は無視してきたほか、「戦時下では必要な措置だった」などといった日本の一部政治家の事実を歪めた発言によって被害者の尊厳が踏みにじられているとし、日本政府は責任を認めて正式に謝罪し賠償すべきだと訴えた。

台湾で現在も健在の元慰安婦6名の平均年齢はすでに88歳と高齢で、体が不自由だったり寝たきりの状態の人がほとんど。この日午前、日本の対台湾窓口、交流協会(大使館)の前に100人余りの支援者や団体メンバーらが集まり、被害者の名誉の早期回復を求め、日本が長期にわたって慰安婦問題を無視してきたことに対して抗議の意を示した。

(許秩維/編集:荘麗玲)


慰安婦問題 台湾外交部「日本は謝罪と賠償を」



【政治】 2014/03/18 15:11

(台北 18日 中央社)中華民国外交部の高安報道官は18日、旧日本軍の従軍慰安婦問題について日本側に対し、台湾の元慰安婦への謝罪と賠償を求めるという政府の一貫した立場を改めて示した。

高報道官は18日午前に行われた定例記者会見で、外交部は慰安婦問題など歴史認識をめぐる安倍晋三首相の発言を注視しているとし、日本が歴史を正視した上で責任ある態度と未来志向で近隣諸国との友好関係を深めていくよう期待すると述べた。

また、外交部は今後も立場を堅持し、元慰安婦を支援しながら日本側に対して被害者への公平な扱いと尊厳の回復を求める方針だという。

(黄名璽/編集:齊藤啓介)


  • 最終更新:2015-04-08 06:13:26

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