フィリピンでも慰安婦問題で非難される日本

カテゴリ従軍慰安婦


フィリピンでも非難されまくる日本の従軍慰安婦性奴隷制。いっそ素直に認めればいいものを、日本が従軍慰安婦性奴隷制の強制性を否認してばかりいるからこそいつまで経っても繰り返し非難され続けるのである。

日本人による東南アジアでの性犯罪」で紹介した日本人によるフィリピン人少女買春事件のような下劣な破廉恥行為をかつて国家規模で大々的に行っていた国、それが日本である。これはいくら否定しても否定しきれない歴史的事実である。

も必読。


目次


「強制連行の証拠なし」、安倍首相発言に謝罪求めるデモ - フィリピン


2007年03月06日 19:41 発信地:フィリピン

【マニラ/フィリピン 6日 AFP】首都マニラ(Manila)の日本大使館前で6日、第ニ次世界大戦時の従軍慰安婦問題で「旧日本軍による強制連行の証拠はない」と発言した安倍晋三首相に対し、謝罪を求めるデモが実施された。写真は同日、デモに参加したJosefa Villiamorさん(88)。Villiamorさんは、元従軍慰安婦だったと主張する。(c)AFP/Jay DIRECTO


「それが地獄の始まりだった」、元慰安婦抗議の叫び - フィリピン


2007年03月15日 11:22 発信地:フィリピン

【マニラ/フィリピン 15日 AFP】1943年、当時14歳だったVirginia Villarmaさん(78)は若さと純潔を奪われた。その時の出来事を思い出すたびに、深いしわが刻まれた顔が涙で泣き濡れるという。

Villarmaさんは食べ物を手に入れるためマニラ郊外の通りを歩いていた時、突然、日本兵の集団に襲われた。動物のように軍用車の後座席に投げ入れられると、港にある兵舎の一室へ連れて行かれ、そこで服をはぎ取られ3、4人の兵士に繰り返しレイプされたという。Villarmaさんが悲鳴を上げ相手を殴って抵抗すると、失神するまで殴られたり蹴られたりした。

「静まりかえった部屋の中で意識が戻ったとき、体中に激しい痛身を感じました。その痛みはその後も消えず、今も残っています。その日から3か月間、朝から夜まで毎日虐待され続けました。あれは私の一生で一番長い3か月でした」

VillarmaさんはAFPの取材に応じて、ピンクのハンカチを指に巻きながら静かな声で語った。

「それが地獄の始まりでした。当時何が起きたのか、そしてなぜ私たちが日本政府に過去の過ちについての正式な謝罪を求めているのかを、大勢の人に知ってもらいたいんです」

取材中に時折、言葉に詰まると金縁の眼鏡をはずし、目にあふれる涙をぬぐった。

3か月後、連合軍の爆撃のおかげで、Villarmaさんはやっとのことで兵舎から逃げ出すことができた。だが、彼女の人生はその出来事を境に一変した。

■安倍首相の発言に抗議の声を上げる女性たち

その後Villarmaさんは結婚したが、数年後にVillarmaさんが日本兵の慰安婦にされていたことを知った夫は、彼女と5人の子どもを置き去りにして去っていった。

第ニ次世界大戦時の従軍慰安婦問題で、安倍首相は今月、「旧日本軍が従軍慰安婦への強制性を裏付ける証言はない」と発言。これを受けて、忘れ去られていた従軍慰安婦の問題が再び注目される形となり、元慰安婦だった大勢の女性が抗議の声を上げた。

そのほとんどはアジア圏の女性だ。大半は慰安婦だったことが理由で一度も結婚できずにいる。中には社会から隔絶した生活を送っている女性、虐待により子どもの産めない体になった女性などもいる。
 
日本政府は戦時中に起きたこの出来事を無視しようとしているが、がVillarmaさんのように慰安婦として虐待された女性たちは、決してそうはさせないと決意しているという。

アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)がまとめた報告書によると、戦時中、強制的に慰安婦にされた女性はインドネシアから中国まで多数の国で計約20万人に達する。その中で一番若い女性は当時12歳だった。

第2次大戦後、日本の戦争犯罪を起訴するために設置された極東国際軍事裁判所(International Military Tribunal for the Far East)の法廷では従軍慰安婦問題は無視された。

写真はマニラで12日、元従軍慰安婦だったVilliamorさん(右)とJosefa Villiamorさん。(c)AFP/ROMEO GACAD


「慰安婦問題」謝罪を/フィリピン下院に決議案


2007年8月16日(木)「しんぶん赤旗」

【ハノイ=井上歩】第二次大戦中の「従軍慰安婦問題」をめぐり、フィリピンの与野党七人の下院議員が十三日、日本政府に対し、責任を認め、謝罪するよう求める決議案を提出しました。

米下院が七月、日本政府に公式謝罪を求める「従軍慰安婦」決議を採択したことに続こうとする動きです。

決議案は、日本政府に対し「第二次大戦中、若い女性たちを性的奴隷にしたことを公式に認め、謝罪し、責任を認め、犠牲者たちに賠償する」よう求める内容です。

決議案は、「慰安婦」に対する軍の関与と強制性を認めて「心からのおわびと反省」をのべた一九九三年の河野官房長官談話について、「日本の官民の関係者が最近、撤回させるか弱めようとする意図を表明している」と言及しています。

同様の決議案は過去にも数回下院に提出されましたが、採択されていません。上院にも七月、「慰安婦」に関する決議案が提出されています。

比上院にも先月決議案

七月三十一日にフィリピン上院に旧日本軍の従軍「慰安婦」問題で日本政府に謝罪を求める決議案を提出したのは、女性議員のコンパネラ・カエターノさんです。同決議案はフィリピン外相に対し、日本の参議院に日本共産党を含む野党が共同で二〇〇三年と〇四年に提出した「戦時性的強制被害者問題の解決の促進に関する法律案」の進ちょく状況の調査を要求しています。

決議案は、米下院外交委員会で六月二十六日に「慰安婦」問題で日本政府に正式謝罪を要求する決議案が採択されたこと、百人余のフィリピン人女性が戦争中に「性的な強制」の犠牲者となったこと、彼女らの尊厳と名誉の回復を急ぐ必要性などに言及。フィリピン外相に、日本の参議院に提出された法案の即時成立に全力をあげるよう求めています。

フィリピンでは一九九三年以降、百七十人が「慰安婦」だったと名乗り出ています。安倍首相が今年三月一日、「慰安婦」問題で「強制性を裏付ける証拠がなかったのは事実」と述べた時には、フィリピンでも強い抗議の声があがりました。

その際、フランクリン・エブダリン外務次官は「日本政府が、一九九三年の河野官房長官による性奴隷についての謝罪や、二〇〇二年の小泉首相がフィリピンの(元)『慰安婦』たちに送った謝罪の手紙の言葉と内容を順守するよう求める」(三月五日)と語っています。(宮崎清明)


フィリピン政府、橋下氏の慰安婦めぐる発言を非難 小泉元首相の書簡引用―中国報道


2013年05月16日

【新華社マニラ】 フィリピン政府は15日に声明を出し、橋下徹大阪市長による「第二次世界大戦中、従軍慰安婦制度が必要だった」との発言を強く非難した。

フィリピン外務省のヘルナンデス報道官は「フィリピン政府は以前から日本政府に対し、慰安婦問題に関する公的な態度表明を慎むよう促している。被害者の感情に関わるためだ。日本は1993年の河野談話と、2002年に小泉純一郎首相(当時)がフィリピン人の元慰安婦に送った書簡の内容を堅持する必要がある」と述べた。

ヘルナンデス報道官は小泉元首相の謝罪書簡の内容を引用し、「当時の日本軍の暴行にかかわる慰安婦問題は女性の名誉と尊厳への深刻な侮辱だ」と指摘した。

「慰安婦」は第二次大戦中、日本軍に対して性のサービスを行うことを求められ、性の奴隷となった女性たちのことを指す。日本の民間団体の推算では、第二次大戦中、日本軍は各国の女性計70万人を慰安婦とした。

1993年、当時の日本内閣官房長官だった河野洋平氏は慰安婦問題の調査結果に関して談話を発表し、日本軍が朝鮮半島や中国などに慰安所を設置し、現地女性に慰安婦となることを強制したと認め、謝罪・反省を示した。

(編集翻訳 恩田有紀)


フィリピンで元慰安婦らがデモ 安倍首相訪問に合わせ


2013年7月27日21時47分

【プノンペン=佐々木学】安倍首相のフィリピン訪問に合わせ、太平洋戦争中に旧日本軍によって従軍慰安婦にさせられたと主張する女性たちが27日、マニラの大統領府前で日本政府に謝罪と補償を求めるデモを行った。

14歳で従事させられたというジアリノさん(84)は、おぼつかない足取りで歩きながら「この老女たちに正義を」と訴えた。ビラマさん(83)は、日本側に軍の直接関与を認めない立場や「強制ではなかった」との見解があることを批判し、「私たちは性奴隷の生きた証人。私たちは強制された。これは犯罪です」と泣きながら話した。


フィリピンで元慰安婦らが抗議デモ


最終更新:2015年8月14日(金) 21時28分

終戦の日を前に、フィリピンの日本大使館の前で元従軍慰安婦たちが抗議デモを行いました。

14日、フィリピンの首都マニラの日本大使館前でフィリピンの元慰安婦と市民団体のおよそ40人が抗議デモを行い、日本政府に対し、謝罪と補償を求めました。

フィリピンの元慰安婦団体「リラ・フィリピーナ」は8月14日を「慰安婦のための国際記念日」としていて、「韓国の慰安婦に適用されることはフィリピンの慰安婦にも適用されるべきだ」といった主張を繰り返しています。

リラ・フィリピーナには当初、174人が登録していましたが、高齢で死亡するなどして現在は70人にまで減っています。この日のデモにはこのうち6人が参加し、およそ1時間にわたって安倍総理に対して代わる代わる謝罪を求めました。(14日20:37)


日韓合意を受け、比の元慰安婦らが「他国慰安婦も議論上に」と記者会見して訴え


[ 833字|2016.1.7||社会 ]

日韓両国が昨年12月、慰安婦問題で「最終的かつ不可逆的に解決する」ことで合意に達したことを受け、フィリピンの元慰安婦らは「被害を受けた他国の元慰安婦についても議論をすべきだ」と憤りをあらためて示し、問題風化に強い懸念を表明した。また、比政府に対し、日本政府との間で慰安婦の実態について突っ込んだ協議を行うよう訴えた。

比人元慰安婦の支援団体「マラヤ・ロラズ」(ルソン地方パンパンガ州)は6日、首都圏マニラ市で会見した。

同団体を代表し、元慰安婦らとともに会見に臨んだ弁護士で比大法学部教授のハリー・ロケ氏は「なぜ日本は、韓国との間のみで慰安婦を問題化し、比や他国の元慰安婦を議論に上らせないのか。旧日本軍から性的暴行を受けた比人女性たちは、韓国の元慰安婦よりも人として軽くみられるのか」と不満を表明した。

また、これまで日本政府が表明してきた談話やおわびの書簡では「日本政府が慰安婦に性行為を強要した事実はなかったともとれる」ことなどから、今回の合意内容の詳細を確認するため、さらなる情報の開示を求めた。

一方、別の比人元慰安婦支援団体「リラ・ピリピナ」(首都圏ケソン市)のレチルダ・エクストレマドゥーラ代表(63)は「被害者が望んでいた合意内容ではない」と落胆を示した。エクストレマドゥーラ代表は「今回の合意によって、今後一切、慰安婦問題が触れられなくなる可能性がある」との懸念を指摘。「被害者の女性も高齢化しており、問題が忘れられてしまうことを懸念している。比人元慰安婦たちが求めているのは謝罪と正義だ」と強調した。また、慰安婦問題の議論化を避けている比政府の支援を引き出すため、今後も抗議活動を続けるとした。

昨年12月28日のソウルで行われた日韓外相会談で決まった「日韓合意」では、日本政府が韓国の元慰安婦支援のため、韓国政府が創設する財団に約10億円を拠出することや、韓国がこの問題を二度と蒸し返さないことなどを約束した。(立田成美)


元慰安婦の支援者ら、マニラで集会 「謝罪と補償を」


マニラ=佐々木学 2016年1月27日12時54分

太平洋戦争中、「旧日本軍の慰安婦にされた」と主張する女性とその支援者が27日、フィリピンの首都マニラの大統領府近くに集まり、日本政府に「公式な謝罪と補償を」と訴えた。フィリピン訪問中の天皇、皇后両陛下が、大統領府でアキノ大統領と会見するタイミングに合わせた。

抗議行動は、元慰安婦の支援団体「リラ・ピリピーナ」などが呼びかけた。アキノ大統領は慰安婦問題について「日本は義務を果たし終えている」との立場だが、団体は「慰安婦たちは公式な謝罪や賠償金を受け取っていない」と主張している。

両陛下訪問前の22日に現地で記者会見した同団体のナルシサ・クラベリアさん(85)は「性的被害を受けた女性に正義を与えて欲しい。若いときに失った尊厳は償われていない」と訴えた。同団体には一時174人の元慰安婦が登録されていたが、高齢化し、104人は死去したという。(マニラ=佐々木学)


「リラ・フィリピーナ」、日本に謝罪と賠償を要求


2016-10-26 15:00:30 cri

フィリピンの慰安婦被害者の会「リラ・フィリピーナ」は25日に声明を発表し、日本政府に対して「第二次世界大戦中にフィリピンを占領した旧日本軍による慰安婦の強制連行の事実を直視し、被害者への賠償を行うように」と要求しました。

リラ・フィリピーナのレチルダ・エクストレマドゥーラ代表は「フィリピン政府はこれまで、外交のために日本の怒りを恐れて、戦時中に旧日本軍に強制連行された慰安婦たちの苦難を無視してきた」と示した上で、「ドゥテルテ大統領は25日から日本を訪問する。慰安婦問題で日本政府と交渉するよう大統領に要請した」明らかにしました。

フィリピンの民間団体によりますと、第二次大戦中に旧日本軍によって慰安婦として強制連行されたフィリピン人女性はおよそ1000人に上り、そのうち約100人が存命であるということです。 (ジョウ、謙)

  • 最終更新:2016-11-20 00:42:09

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