釣魚台列島
釣魚台列島
日本が「尖閣諸島」などと称して不法占拠を続けている釣魚台列島(釣魚島)は中華民族固有の領土である。
中華民国側の歴史資料においてはもちろんのこと、日本側の歴史資料においても国際法においても釣魚台列島が中華民族固有の領土であることは確かに裏付けられている。もちろん中華人民共和国が提示する歴史資料においてもそれが裏付けられている。
これに対し、日本は釣魚台列島を古くから琉球に付属していた島嶼であり日本に主権があると主張しているが、実際には釣魚台列島は台湾に付属していた島嶼であり中華民族にその主権があることが各種資料によって証明されている。
そもそも本当に釣魚台列島が琉球に付属していたというなら、なぜ1879年の琉球処分の時点で日本が釣魚台列島を琉球と共に日本領土に編入せず、1895年の甲午戦争で中国に勝利した後になってから台湾と共に日本領土に編入したのかという疑問が発生する。すなわち日本はそれまで中国が既に釣魚台列島を領有していたことを知っていたのである。
仮に百万歩譲って日本の主張が正しかったとしても、その場合は釣魚台列島の元の持ち主は琉球王国ということになる。琉球は元々日本の領土ではなく日本の侵略によって強制的に植民地化された独立国であり、近年は琉球独立論も再び活発化しつつあるのに、かつて琉球の領土であった可能性があるからといってそれを根拠に釣魚台列島をも「日本固有の領土」などと主張するのは、「琉球のものは日本のもの、日本のものも日本のもの」という醜いジャイアニズムの発露でしかない。
いずれにせよ日本による釣魚台列島不法占拠は日本帝国主義がこんにちまで東アジアに残し続けている大きな傷跡である。祖国を長らく苦しめてきた日本帝国主義に終止符を打つためにも、中華民族と琉球民族には日本による釣魚台列島不法占拠をやめさせる使命がある。
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- 最終更新:2015-04-17 06:36:22