東京都議のセクハラやじ問題を海外メディアが批判



日本のセクハラやじ問題に対する海外の反応。

日本のバカ男議員どもが何とも思わず平気でかましたセクハラやじも、世界から見ればれっきとした女性差別行為なのである。残念ながらこの程度の国際的感覚もないのが現状の日本の男どもなのである。

ちなみにセクハラやじを飛ばした犯人と判明した鈴木章浩は自民党議員であり、しかも過去、2012年に中華民族固有領土の釣魚台列島(釣魚島、日本が「尖閣諸島」とか呼んでるアレ)に不法上陸したこともある犯罪右翼である。


目次


都議会ヤジ:女性蔑視、海外に波紋 五輪イメージダウンも



毎日新聞 2014年06月21日 10時58分(最終更新 06月21日 13時07分)

東京都議会本会議でみんなの党の塩村文夏(あやか)議員(35)に女性蔑視のヤジが浴びせられた問題が海外で広く報じられている。2020年東京五輪・パラリンピックで世界に東京の魅力をアピールする絶好の機会となるはずが、イメージダウンにつながりかねない状況だ。

米CNN(電子版)は「性差別は日本企業では一般的」と報道。女性の社会進出を経済成長へつなげようとする安倍政権の「ウィメノミクス」政策に言及しながら、「依然として男性が社会的地位の大半を占め、高所得を得ている」と日本社会の現状を批判的に伝えた。

ロイター通信も「女性議員が独身で子供がいないことにヤジ。批判が噴出」と速報。日本企業の慣例として「女性は結婚・出産後に退職を勧められることも多く、働く女性はお茶くみなど、さまつな仕事をさせられる」と労働環境を批判。「ヤジで20年にオリンピックを開催する東京都にクレームが殺到した」と伝え、五輪開催地としての自覚も疑問視した。

また、共同通信によると、フランス公共ラジオは「日本は職場への女性の進出が先進国で最も低い国の一つ」と指摘。政府の子育て支援が乏しく、性差別も根強いため、女性が働きにくいとの見方を示した。

こうした中、東京五輪の準備作業を監督する国際オリンピック委員会(IOC)調整委員会のメンバーが来日し、25日から3日間の日程で都内の五輪施設の視察などに臨む。「欧州の貴族のサロン」とも評されるIOCの委員の来日に対し、舛添要一知事は「東京の魅力を世界に発信する」と強い意欲を示しており、東京産の食材をふんだんに使った知事主催の昼食会が企画されている。

その直前に降って湧いたヤジ問題に、舛添知事は20日の定例記者会見で「一生懸命、東京の食材を使っておいしいものを食べさせたって、『何だ、片一方でこんなことをやってるじゃないか』って言われるのは非常に心外だ」と悔しさをにじませ、「報道の皆さんにもしっかり、そういう監視役を続けていただきたい」と訴えた。【竹内良和、中西啓介】


都議会やじ 海外も批判 「女性の低い地位を反映」



2014年6月21日 夕刊

東京都議会の本会議でみんなの党の塩村文夏(あやか)議員(35)に「早く結婚したら」などとやじが浴びせられた問題で、複数の海外メディアが批判的に報じた。二〇二〇年の夏季五輪開催や日本の企業慣行と絡めた報道も目立ち、五輪開催に向けて東京を世界にアピールしたい都にとっては痛手となりそうだ。

ロイター通信は二十日、「女性議員へのやじに怒り」との見出しで配信。都議会での騒動を「二〇二〇年夏季五輪を開催する日本の首都に対する強い反発を引き起こした」と伝えた。

記事は「日本では多くの男性が今も女性の居場所は家庭だと信じている」と指摘。女性の労働環境にも触れ、「多くの女性が男性社員へのお茶くみなどの単純作業をさせられ、出産後には退職を勧められる」と報じた。

米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)も、安倍政権が女性支援策を推進する中での出来事として紹介した。二十日朝に取材した塩村議員のインタビューを掲載。「独身や子どものいない女性の意見は聞く必要がないという男性議員の考えが明らかになった」などの発言とともに一部始終を伝えた。

米CNNテレビ(電子版)と英紙ガーディアン(電子版)もやじが都民や政界から大きな批判を浴びていると報道。CNNは「日本では男性が依然として大きな権限を持ち、高収入を得ている」と指摘。ガーディアンは、都議会の百二十七議員のうち女性がわずか五分の一にすぎず、「日本における女性の低い地位を反映している」と記事を結んだ。


日本の議員がセクハラ野次で引責離脱、過去には釣魚島に不法上陸も―中国メディア



2014年06月24日

中国・環球網は23日、「日本の議員がセクハラで引責離脱、釣魚島に不法上陸も」と題した記事を掲載した。

自民党の鈴木章浩都議が東京都議会で未婚の女性議員に対し、「自分が早く結婚すればいいじゃないか」とヤジを飛ばしたことが大きな騒ぎとなっている。23日、鈴木都議は都庁で冷やかしを受けた女性議員、塩村文夏都議に謝罪し、「責任を取って会派を離脱したい」と申し出た。日本メディアによると、今回のセクハラ事件の主役である鈴木氏は2012年に釣魚島(尖閣諸島)に上陸し、主権を宣言していた。

鈴木氏は2007年に東京都議に当選。それ以前は大田区議を8年間務めていた。2012年に当時の石原慎太郎都知事が釣魚島(尖閣諸島)の「購入」計画を発表した際には支持を表明。同年8月、日本の保守系政治団体「頑張れ日本!全国行動委員会」のメンバーや他の地方議員ら10人と共に小舟に乗って中国の釣魚島(尖閣諸島)に不法上陸し、その後の記者会見で「日本の尊厳を守るためだった」と宣言した。

先週の東京都議会で35歳の女性議員である塩村都議が育児手当の増額や悪化する少子化の防止問題に関する発言をした際、議員席に座っていた鈴木都議が「自分が早く結婚すればいいじゃないか」とヤジを飛ばし、重大なセクハラ事件とみなされた。23日午前まで鈴木都議は「自分ではない」と否定していたが、同日午後になり、記者会見を開いて公の場で誤りを認め、謝罪した。

日本の世論は鈴木都議の辞職を求めている。日本の共同通信によると、鈴木都議は都議団に「都民や自民党の皆さんにおわびをしたい」と述べ、「責任を取って会派を離脱したい」と申し出た。都議会自民党は同日、これを認めたという。

(編集翻訳 小豆沢紀子)


“セクハラやじ”問題 海外メディアの反応は?


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■フランス・男性記者
「フランスの男性として同情します。(日本で)女性がどう扱われているのかを反映している。女性の地位を守る法律がたりないのではないか」

■アメリカ・特派員クラブメンバー・ホークさん
「米国でもヒラリーのような強い政治家にやじはあるがあんな下品なものはない」

■カナダ・フリーランス記者・ジョンさん
「『クールジャパン』というが『cruel(=みじめな)ジャパン』だ。カナダ議会にもやじはあるが"素人(しろうと)"がやることだ」

■ハンガリー・特派員クラブメンバー・サンデーさん
「この騒動は日本の社会をうつす鏡。名乗り出なかったことがありえない」

ソース:
TBSの番組「ひるおび!」の「ひるトク!」


  • 最終更新:2014-06-25 23:21:23

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